つづき…
とりあえず 明治神宮の御苑内に入ったあおいみみずく…この御苑は 江戸初期以来、加藤家・井伊家の下屋敷の庭園だったという事ですが、明治時代に宮内省所管となり、代々木御苑と称されました。
現在園内では ツツジ、サツキ、花菖蒲、睡蓮などが咲き、新緑とも相俟って とても趣深く、都会の別天地です…♡
明治天皇も 昭憲皇太后とたびたびお出ましになられ、
「うつせみの 代々木の里はしづかにて 都のほかのここちこそすれ」
と、歌に詠まれています…
などと のんびり味わっている場合じゃないんですよ〜
木立の中を歩く…季語で「木下闇( こしたやみ )っていうのがあったなぁ…あ!睡蓮の池…鯉がたくさん寄ってくる…餌を貰えるって思ってるのかな?ごめん、持ってないし タブン禁止って思う…と、ふと目を向けた先にはシジュウカラ。人に慣れていてあちらから寄ってくる…目の前 みみずくと向かい合って顔を合わせ しばし羽ばたいてる…可愛いなぁ…いやいや とりあえず菖蒲園を目指そう…
(今考えれば、この時点ですでに句になりそうな題材は沢山あったのに…^_^;)
平日午前中でしたが 大変混雑していました。やはりみなさん満開の花菖蒲を目指しているようで…
こちらの菖蒲園は、園内にある 清正井(きよまさのいど)から湧き出た水によって潤されています。
雑木林に囲まれた菖蒲田は とっても品がある景色。
そう言えば、この菖蒲の花を ハンカチか何かに例えた句があったような…そうか!例えてみよう…じっと見ていると、何かに見えて来るかな…
混んでいるので立ち止まれず、流れながら沢山の対象物を見る様…あ…京都の三十三間堂で同じような感じを味わったような…お花も一輪一輪丁寧に見ると、一つとして同じものはなく、あの時の仏様と同じで それぞれに表情があるし…
ここで、一句
「千体の 仏と見えし 花菖蒲」
できたぁ〜!生まれて初めての句でございます!季語は「花菖蒲」
でも こんなんで大丈夫なんでしょうか…見たまんまじゃん…
ま、そうは言っても初めてだし こんなもんでしょ。句が詠めたって事がみみずく的には最重要です!やったぁ!
一句捻り出し、ちょっと安心して先を急ぎます。
そこには「清正井」があるはず。近頃巷でパワースポットと言われているらしいですね…
と、一安心したところで次回につづく *\(^o^)/*
2 件のコメント:
しりとり回文俳句です。
花菖蒲(はなせうぶ)冷酒仕入れ 封せなば
最初の五の句は旧カナ使いに逃げ、七の句は字足らずという惨状ですが、回文の制約ゆえお許しくださいませ。
ジョヴァンニさん、コメントありがとうございます!素晴らしき特殊脳俳句!さすがです*\(^o^)/*
私も一般脳で返句を…と思ったのですが、なかなか…
とりあえず しりとりということで、
「封せなば 思ふも飲み切る 冷酒かな」
本当は「冷酒」の他で…と考えたのですが、良い季語がみつけられなくて…「焼酎」も夏の季語なのでどうかな?と考えたのですが、とても飲み切れないし「甘酒」ではインパクトないし …^_^;
それはそうと、ジョヴァンニさん 今週末 京都ですね!四条通から、高瀬川沿を少し下ったところに「フランソア喫茶室」というのがあります。ここは あおいみみずくが月島ロケット分室を作る場合に備え、密かに候補として考えている所です。もし お時間あったら…^ ^
お帰りになったら是非とも報告会を!!
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