2013年10月30日水曜日

祈りのチェロ

現在、チェリストのヨーヨー・マ さんが来日されていらっしゃるようですね。
彼は 東日本大震災の直後から「フォー・ザ・ピープル・オブ・ジャパン」と銘打ったプロジェクトを いち早く立ち上げ、世界中にいる友人たちに自ら連絡をとり、
「勇気を失ったり悲しみにくれている人に、悲劇に立ち向かう力を与えよう。日本へ パフォーマンスを届けよう」
と呼びかけてくださいました。
今回 10月29日夜、東京のサントリーホールで行われた演奏会。
そのアンコールで使用されたチェロは、東日本大震災の津波で流された住宅の柱などを使って作られたものだそうです。
チェロの内部には「魂柱」という重要な部分があるのですが、その「魂柱」には、岩手県の陸前高田市の海岸で 津波に流されずに1本だけ残った「奇跡の一本松」が使われているそうです。
ヨーヨー・マさんはそのチェロで「鳥の歌」を演奏し、震災の犠牲者を追悼してくださったということです。
「鳥の歌」は、スペインのチェリスト、パブロ・カザルスが カタルーニャ民謡を編曲したもので、故郷への思いや 平和への祈りが込められた曲です。
私はカザルス自身が、ケネディ大統領の招きにより、ホワイトハウスの舞踏室で演奏したCDを持っています。
カザルスは、スペインがフランコの独裁政権下に入って以降 「二度と故国に帰らない。その政権を承認する国では絶対に演奏会を開かない 」という信条がありましたが、「平和を希求するケネディ大統領の前ならば…」と、ホワイトハウスの招きに応じました。これは その際の録音です。
不朽の名演だと思います。
メンデルスゾーンのピアノ三重奏から始まる(これも本当に素晴らしい!)その演奏会の最後に演奏された「鳥の歌」…
心に深く染み入ります。
晩年のカザルスは、この曲を好んで演奏しました。
1971年の国連で行われた演奏会でも、
「カタロニアの小鳥たちは、青い空に飛び上がると ピース・ピース と言って鳴くのです。」
と、紹介しました。
私はチェロの音が大好きです。チェロの音域は 人の声の音域とちょうど重なると言われていますが、低い音から高い音まで 弦が深く響きます。そして 優しく語りかけられる感じがして、とても癒されます。特に夕暮れ時に静かに聴くチェロの音には魔力があるような気がします。
今回の 「ヨーヨー・マ演奏による鳥の歌」…まさに 祈りのチェロですね。


2013年10月27日日曜日

2つの台風

今年は本当に台風が多いですね。10月だというのに、ほぼ毎週のようにやって来ます。
今頃は前述の昭和記念公園のコスモスの丘がきっと満開の事でしょう。再び倒伏してしまってないか とても心配です。
また、特に今回のものは 2つ いっぺんにやって来たという事で、報道でもかなり注意を呼びかけていました。
「藤原効果」という、耳慣れない言葉も沢山聞きました。これは、1921年に 当時の中央気象台所長だった藤原咲平さんによって提唱された「二つの熱帯低気圧が1000km以内に接近した場合、それが干渉しあって通常とは異なる進路をとる(片一方が吸収されるとか、追いかけるとか、片方がもう一方の周りを回るとか…)といった現象」のようですが、何にせよ、ただでさえ怖いものなのに、2つもいっぺんに来るなんて 考えるだけで恐ろしくなります。
現在では確かに数が多くなった感のある台風ですが、やはり昔もあったのでしょうね。
「台風」という言葉が使われだしたのは、明治の末からだそうです。
昔はどんな名前で呼ばれていたのか、このところ 「言葉」に興味を持ち始めたあおいみみずく 早速調べてみた所、「野分(のわけ・のわき)」と 言われていたことが判りました。
「野分」秋の野を吹き分ける風…台風というものでさえ、雅な言葉を使っていたんですね…
源氏物語の二十ハ巻の題名は「野分」です。
光源氏の息子の夕霧。野分の混乱の最中、風に巻き上げられた御簾などの間から部屋の中が見渡せる…。ひょっとして…と、妻戸の陰から覗いていると、ひときわ美しい紫の上 がそこに。その姿にすっかり心を奪われてしまう…台風も一気にロマンチックな演出の道具となってしまいます。
「野分」を使った俳句も見つけました。
芭蕉野分して 盥に雨を 聞く夜かな     芭蕉
底のない 桶こけ歩行(ありく) 野分哉    蕪村
こちらは「雅」ではなく、野分に伴う色と音と空気に、寂寥感を感じて ぐっときてしまいます…


2013年10月24日木曜日

俵屋相伝

京都に「俵屋」「柊屋」「炭屋」という御三家と呼ばれる宿があります。
今回記事にする「俵屋」は、江戸中期に始まり、石州藩士の定宿にもなったという300年からの歴史を重ねる老舗旅館です。日本の偉人は勿論のこと、外国の方では スピルバーグやヒッチコックなどが宿泊し、最近ではAppleのスティーブジョブズが常宿にしていたとか。
私にはまだまだ分不相応の旅館なのですが、「最高のおもてなし」とか、「一流を知る事こそが大切」などとの評判を聞くと 興味津々です。
そこで 宿泊するにはまだまだ小者のあおいみみずく、この「俵屋相伝」という本を買いました。婦人画報という雑誌で連載していたものをまとめたもののようで、私も何枚かの写真には見覚えがあります。
「相伝」っていう言葉も良いですね。これまで受け継がれしもの。そして、これからも受け継がれしもの…。
それでは中を見てみる事にしましょう…
素敵な写真がたくさん!なんとまあ素晴らしいこだわり!季節感溢れる室礼。選び抜かれた小物達。細部まで手入れのゆき届いた庭に、磨き込まれた床…これは維持するのが大変でしょうねえ…。うちの床も 毎日磨いたらこんなに良い色艶になるのかな…?建物自体も勿論素晴らしいのでしょうが、丁寧に使って、受け継いでゆくというスタイルが本当にひしひしと感じられる写真達です。美的な好奇心が掻き立てられます。この室礼に「美味しい料理と、最高のおもてなし」が加わるんでしょ?お布団も3秒で眠りにつけるって評判です。
聞くところによると「おもてなし」も、これでもか!と押し付けて来るようなものではなく、さりげなく、しかし 行き届き、喜びが後からボディーブローのようにジワジワ効いてくる…らしい。
良いと言われる旅館の中には、慇懃な感じで、こちらが「すみませんが泊まらせて頂きます」的な感覚を持ってしまいそうな宿もあります。でもここは、そういった感覚をもたせないサービスなんですって!あおいみみずくもいつかは経験してみたいなぁ…

2013年10月21日月曜日

いり番茶

南部鉄瓶で美味しいお湯を沸かし、白湯をいただいた後、日本人はやっぱりお茶でしょう!
抹茶と鉄瓶の相性が抜群なのは周知の事。お茶を立てる時のお釜は鉄製ですから、これはもう言わずもがな。
…と いうことで、今回は京都の「いり番茶」のご紹介^ ^私の大好きなお茶です。
いり番茶は「京番茶」とも言われ、京都では大変ポピュラーなものです。
名の通った料亭などでも食後に出されたりして、最後に馴染みのほっこりした味を楽しみます。
初めて この番茶を飲まれた方は たいてい「葉巻臭〜い!」とか、「タバコの匂いがする」とかおっしゃいます。でも実はこれ、カフェインもタンニンも少なくて 赤ちゃんにも病気の方にも良いと言われてる身体に優しいお茶なんですよ!しかも値段まで優しい!タンニンも少ないから鉄瓶にも優しい!そして、2回目にはすっかりトリコになっている〜^o^
でも、赤ちゃんの時にこのお茶の虜になっちゃうと、大人になってあの香りが忘れられないと、ヘビースモーカーになっちゃったりして…冗談です。
このお茶は、煮出すと香りや味が落ちてしまうようで、麦茶のようにグツグツしないで、火を止めてから葉を入れると良いようです。
いり番茶は色々なお店から出ていますが、この写真のものは、東京丸の内の一保堂で求めたものです。
一保堂の本店は京都 寺町通りにあり、大きな茶色い暖簾がゆらゆらしていてレトロな雰囲気抜群!
東京のデパートでも販売はしているようですが、丸の内のお店ではお茶の販売の他に喫茶もやっています。抹茶、玉露、煎茶、番茶、とメニューがあり、お茶の入れ方の簡単なレクチャーもしてくださいますし、お茶に合わせた美味しい京都のお菓子も頂けます。
ゆっくりできるし、お店の人はとっても感じが良いし、あおいみみずくオススメの止まり木です!

2013年10月18日金曜日

今 鉄瓶が大人気!…らしい

急に秋がやって来た!と思ったら 夏に逆戻り…と思ったら、また急に寒くなり…
夏の間に毎日冷たいものを取りすぎて、胃腸も弱っておりますし、何と言っても、この温度差には参ってしまいます。体内がすっかり冷えきってしまっている感じです。今年の流れでは 秋が本当に短く、すぐに冬突入でしょうか。身体の準備が間に合わないですよ…
そんな中、ふと目にした雑誌に「朝 一杯の白湯はオススメで〜す!」と、書いてありました。とにかく朝起きたら内蔵を温めてリラックスさせ、血流を整える作戦のようです。よし。まずはなんでもやってみよう!で、せっかくなので、南部鉄瓶でお湯を沸かす事に。
すると、明らかにお湯の味が違う…うむ。絶対まろやか!これでコーヒーを入れてみたのですが、香がグンとUPします。ただ、ちょっと苦味が増す感じかな?でもコーヒーはその苦さも味の一部。うん。問題無しかな。紅茶はどうでしょうか?鉄分と紅茶のタンニンが結びついてしまって、色が黒くなる気がして…。紅茶って、色も重要ですからね。恐る恐るアッサムティーで試してみたのですが、色については、多少黒ずんではいるようですが、それほどでもなし。香りは微妙に少ないかな?味はむしろコクが出た感じでした。
結論は、色と香りを楽しむストレートティーにはイマイチ。ミルクティーにすれば全然問題なしって感じです。(あくまでもあおいみみずくの個人的な見解)
さてこの鉄瓶、現在、フランスで人気沸騰らしいですよ。もっとも あちらはお洒落なお国柄なので、ピンクや緑、黄色など、カラフルな色の物に人気が集まっているらしいのですが、もちろん素材はれっきとした鉄。また、中国の方々にも大人気で、先日、TVで合羽橋の取材をしていたようですが、この南部鉄瓶、入荷次第、売り切れてしまうほどの人気とか。中国は水事情に難がありそうですしね。
有り難い事に、日本では水についての心配は他の国ほど大変ではありませんが、ちょっと一工夫して、鉄瓶で沸かしたまろやかで美味しい白湯をいただいて 一日をスタートするのも 良いのではないでしょうか^o^
一日の最後、焼酎のお湯割りを作るのにも最高です〜^ ^私はやっぱりこっちかな?

2013年10月15日火曜日

白鳥の歌

先日、たまたま与謝蕪村の句に出会い、ネットで作品を拾っていたところ、もっと知りたくなって、思わず萩原朔太郎の「郷愁の詩人与謝蕪村」という本を買いました。
その本を読みながら、これまた、たまたまシューベルトの「白鳥の歌」を聴いていたら、その二人の作品の波長が交じりあい、えも言われぬ世界が目の前に広がったような気がして、心が震えました。
シューベルトの歌曲集「白鳥の歌」は、彼自身が編集したものではなく、友人の出版者 トピアス・ハスリンガー達が、彼の死後、遺作の14曲をまとめて出版したものです。
そして出版する際に、「白鳥は死ぬ間際に、最も美しい声で鳴く」というヨーロッパの伝説に基づいて、「白鳥の歌」と、名付けられました。
が今聴いているのは、フィッシャー=ディースカウの歌、ジェラルド・ムーアのピアノのものです。この素晴らしいCDについての事、それから 与謝蕪村の本の事については、また別の機会に…今回は、「白鳥の歌」という伝説について、書いてみようと思います。
この伝説について、私は プラトンの「パイドン」という本を読むまでは、'白鳥が鳴くのは この世を去る悲しみからだ 'と思っていました。'最後に振り絞った哀しき声が とても美しく聞こえるのだ' と。無意識に、「鳴く」と 「泣く」を混同させてしまっていたようです。「パイドン」には次のように書いてありました。

"白鳥は、死ななければならないと気づくと、それ以前にも歌ってはいたのだが、そのときにはとくに力いっぱい、また極めて美しく歌うのである。それというのも、この鳥は神[アポロン]の召使いなのだが、その神のみもとへまさに立ち去ろうとしていることを、喜ぶからなのである。ところが、人間たちは自分自身が死を恐れているから、白鳥についても嘘をつき、白鳥は死を嘆くあまりその苦痛のために別離の歌をうたうのだ、と言っている。しかし、人々が考えてもみない点は、どんな鳥も、飢えたり、凍えたり、なにかその他の苦痛に苦しむときには、けっして歌わない、ということだ。伝説によれば、苦痛のために嘆きの歌をうたっていると言われている、ナイチンゲールとか燕とか仏法僧でさえ、そうではないのである。僕には、これらの鳥もかの白鳥も苦しみながら歌っているようには見えない。むしろ、僕が思うには、白鳥は神アポロンの召使いであるから予言の力をもち、その力によってハデスの国にある善いことを予知し、まさに死なんとするかの日には、それ以前のいかなる日々にもまして特別に歌い喜ぶのである。"
(「パイドン」プラトン著  岩田靖夫訳  岩波文庫 より引用 )

そう。「鳴く」と思い込んでいましたが、「歌う」なのですね。
シューベルトの曲は、歌曲もピアノ曲も ミサ曲も交響曲も…全て「白鳥の歌」のような気がします。
どれも皆、この世のものとは思えないくらい美しい調べです。
彼の その人生は、素晴らしい才能に見合ったような 順風満帆なものではありませんでした。そして 窮乏の中に、31歳という若さで亡くなりました。
でも 短い人生の中、美しく歌い、そして喜びの中 天に昇って行ったのだと信じたいです。
…秋の夜は、幽玄に遊びます…

2013年10月12日土曜日

すすきのある風景

小さい頃、家の近所を歩くと 簡単に「すすき」を見つける事ができました。
道路脇のすすきも良いのですが、小学校からの帰り道に すすきの野原を歩きたくて、わざわざ道草した思い出もあります。
近頃は、気のせいでしょうか…路地を歩いていても、なかなか すすきに出会いません。
東京だからかな?近所に無いだけなのかな?地方ではどうなんでしょう。
そもそも すすきというのは、雑草なんでしょうか…?
で、困った時のWikipedia!
どれどれ…「かつては "茅(かや)" と呼ばれていた」…って言うことは、茅葺(かやぶき)屋根って、すすきでできてる屋根って事ですか?(ついでに調べてみたら、茅とは、ススキとかチガヤの総称であり、どちらも茅葺屋根に使うのだそうです。)
「現在では利用が少なくなり、手入れされないので、その多くは遷移が進んで雑木林になっている。」…ほぉぉ!やっぱり。すすきを維持するためには、手入れが必要なんですね。
それから なんと「北米では侵略的外来種に指定」ですって!北米では、詫びた感覚なんて あまり理解されないんだろうなぁ〜。月とススキのコラボを楽しむなんて 考えてもみないでしょうねぇ…まあ、生態系上「外来種」というのは例え何であっても歓迎されない物なのかもしれませんが…
また、すすきは万葉の昔から動物の尾に見たてて「尾花」とも呼ばれているそうです。「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」の「枯れ尾花」って「枯れすすき」って事なんですね!あおいみみずく、恥ずかしながら、今 初めて知りました。
「狐火の 燃えつくばかり 枯れ尾花」という、与謝蕪村の素敵な句も紹介されていました。
「夜の野原にて風に揺らめく枯尾花の情景を、怪しく燃え盛るこの世のものならぬ狐火にたとえている」そうです。情景が浮かびますねぇ…
それにしても 俳句って素晴らしいですね。リズムを伴った少ない文字数でこそ、背後にとても広い世界が感じられる気がします。日本人の感性って本当に計り知れない…
あ!あと一つ、オマケの情報!
「東京・雑司ヶ谷の鬼子母神では、ススキの穂をミミズクの姿に作った民芸品が有名」
だそうです!これは手に入れるっきゃないですね\(^o^)/


 (補足)

この写真は、すすきと、萩と、おみなえし です。
おみなえしって、漢字で「女郎花」って書くんですね…(^_^;)

2013年10月9日水曜日

パンの上の「場(ば)」 その名はピーナツバター

昨日、ノーベル物理学賞の発表がありましたね。
今回受賞したヒッグスさんの研究を、TVでは「全ての物質に質量を与える神の粒子と呼ばれるヒッグス粒子を発見した」と説明していましたが、うちの いつもお腹を空かせたクマは、
「全ての…バツ!」「物質…バツ!」「神の粒子ぃ〜?バツ!」「そもそも、質量を与えるのがヒッグス粒子っていうのがバツ!粒子が与えるワケじゃない!」
と、いちいち吠えてました。
そうなの〜?全部バツ?それなら そもそもTVってば、 一体 何を伝えたんでしょ…(。-_-。)
素人相手であっても、正確に説明してほしいなぁ…。
「じゃあ、腹ペコ熊なら なんて説明するの?」
と、あおいみみずくが聞いたら、
「ある特定の素粒子は、温度が下がると自由に動けなくなる。その現象を予言したのがヒッグスさん。」
との事でした。随分簡単な説明になっちゃいましたが…。
その後は ほぼ一時間にわたり 訳のわからない事を熱く語っていた熊。最後は「今更ながら おめでとう!ヒッグスさん!」とか言いながら、いも焼酎で勝手に祝杯を上げておりました。
ところで この熊、お酒飲みのくせに 正確に表現すると「いつもお腹を空かせた甘いもの好きの熊」なんです。
私が楽しみにしていた甘いお菓子もアイスクリームも、ふと気づくと消えています。
冷蔵庫の奥に隠していたチョコレートも、ほぼ確実に知らない間に消え失せます。
これを「我が家における、自発的対称性のやぶれ」と言います…(ー ー;)
ま、それはともかく、
「それほど甘いものが好きならば!」ということと「健康に注意」という二つの観点により、我が家の朝ご飯に先月からピーナツバターを導入しました。
ピーナツバターは、不飽和脂肪酸とたんぱく質が豊富だし、今、悪玉だと話題のトランス脂肪酸もフリーです。ま、カロリーは高いですけどね。朝ならいっか…
そしたら、ピーナツバターは甘くない!と、熊はイチゴジャムも同時に塗って食する様になりました。…欧米か…そしてそれらはもちろん巨大!そろそろ一瓶空けそうですね。次、スタンバイしておきます^^;

2013年10月7日月曜日

台風と共にやって来る…

今年は例年より沢山の台風が発生しているようです。
偏頭痛もちのあおいみみずくにとって、台風は天敵なんです。
日本に上陸しなくても、「フィリピン沖で台風発生」なんて事になると、すぐに頭痛が…!
気圧が変動したり(特に低気圧)、気温が妙に上がったりしても、頭痛(。-_-。)
今年は気圧の変動が特に激しく、酷いんですよね。
このタイプの偏頭痛の人は、脳が興奮してもダメなんだそうです。どおりで 演奏会に出演した後、必ず頭痛が起こるワケだ…
昔は良い薬がなかったので、市販の薬を沢山 飲んでました。
効き目はあまり無いのですが、飲まないよりマシという感じで…ほとんど中毒。
思い余って近くの脳神経外科に行ってみたところ、「典型的な偏頭痛」との診断を受けました。
頭痛にも色々な種類があって、ちゃんと診断を受けないと、却って悪化させるような薬を使ってしまう事もあるそうです。偏頭痛と思っても、首から肩にかけての緊張から来る いわゆる「緊張性頭痛」という場合も多く(頭痛持ちの人の約90%は この頭痛)、その場合は、温めたり 体操したりして 首周りの血行を良くする必要があるようですし、私のようなタイプの偏頭痛の人が頂くお薬を使用してはいけないんだそうです。
現在 あおいみみずくはトリプタン系のお薬を頂いており、「頭痛が始まったな…」と思ったら直ちに服用すると、ウソの様に治ってしまいます。このお薬にもっと早く出会っていれば、人生 変わったかなぁ…とは思うのですが、とりあえず 今現在は 本当に楽になりました。昔は痛さのあまり、月に5〜6日は転げ回ってましたから。
やはり、たかが頭痛とは思わずに ちゃんと病院で診てもらい、種類に適した治療を受けるのが大切です。
ところで、このタイプの偏頭痛持ちには悲しい事があるんですよ。
あおいみみずくは、ワインがすごく好きなんですが、飲むと大抵 頭痛が起こるんです。
そしたら病院の先生から
「赤ワインなんて、あなたにとっては最悪な飲み物だよ!」
と、言われてしまいました。赤ワインに多く含まれている、ヒスタミンと ポリフェノールが痛みを誘引するんだそうです。ときに ポリフェノールって、アンチエイジング成分って話題になりましたよねぇ。それが私にとっては文字通りの頭痛の種って事ですか…(ーー;)
あ〜!どうしてくれる〜!

2013年10月5日土曜日

鰯雲

先日までの蒸し暑さがウソのよう。
昼間はまだ暑さを感じますが、湿度が低いのは楽ですね。
朝晩は、めっきり涼しくなりました。
空を見ると、秋の雲。代表的なのは鰯雲でしょうか?
昔から、「鰯雲が現れると、鰯の群れがやって来る」と言われるようですが、この雲は、移動性低気圧や、台風 接近の時などによく現れます。言わば、天候悪化を知らせる雲。
写真は台風22号が発生した9月30日の昭和記念公園で写したものです。
本当はコスモスを写そうと思って出掛けたのですが、残念ながら3分咲き。
先日上陸した台風18号によって、ほとんどなぎ倒されたそうです。コスモスって、背が高くてひょろっとしてますもん。どうしても倒伏しちゃいますよね。でも 公園維持の方々の努力によって、見事に立ち上がっていました。一本一本、丁寧に立て直したそうです。で、現在は 復旧完了!
昭和記念公園のコスモスは 全園内に550万本。全部倒れた訳ではないでしょうが、それにしても気の遠くなるような作業ですね。
こちらでは11月上旬まで色々な種類のコスモスが時期をずらせて開花するそうですが、その様な努力を知ると、なんとかその間 台風が来ないことを祈るばかりです。
鰯雲自体は素敵なんですけどね…

2013年10月2日水曜日

あとがき 〜あおいみみずくによる

「青山の魔宴 〜吟遊詩人による」あおいみみずく、堪能させて頂きました!
日常に潜む、名伏し難い恐怖…
あおいみみずくは、小さな子みみずくの頃 「おやすみなさい フランシス」が最もお気に入りの本でした。その後、小学校にあがるとすぐに 学校の図書館に籠って、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを皮切りに、怪奇・推理・SF その周辺の本を読み耽りました。
高校、大学時代には、「実はこの世は、あの世と確かに絡みあっているんじゃないか?」って気がして、真剣に「オバケ=得体の知れない物」 が怖く、そのクセ興味津々という、おかしな事になりました。
現在は、ちょっぴりツマラナイ大人みみずくになり、様々な恐怖感も薄れて来たのですが、基本的にホラーやラビリンスといったものには、いたく心が惹かれます。
ところであおいみみずく、この秋以降、京都にちょくちょく通う事になりそうです。
もちろん、観光地としての京都も大好きです!でも今回は せっかくなので、魔界としての京都も堪能して来ようかな?と、思います。
私は京都にすごく惹かれるのですが、そこには、以前感じた「この世とあの世が交じりあっているような感覚」を覚えるから、という理由もあります。
伝説の美女、小野小町の祖父にあたる(父という説もある) 小野篁(おのの たかむら)は、京都の六道珍皇寺にある井戸から ちょくちょく地獄に出かけて行き、閻魔大王の横で 裁判を補佐したという伝説があります。
私が かつて六道珍皇寺にうかがった時、そこの住職さんに「頭痛、しませんか?気持ち悪くなってませんか?」と、真顔で聞かれました。そういった身体に感じる異変はなかったのですが、実際にとても不思議な出来事がありました。…この事を書くと、長くなり、後書きになりませんので、また後の機会に回しますが、私もひょっとしたら小野篁の血を引く…ま、引かないですね…^^;
でも、真面目に今回の京都行きは、明るい観光地も楽しみつつ、時には時空の歪みを探して歩いてみようかな?と、思っています。
…という訳で、後書きになってない「あとがき」で跡を濁しましたが、吟遊詩人、ギョーム・サボリネールさん、どうかご無事で!膠質 緑色の 際限なく巨大な ほとんど発音不能な物に出くわさない事を、心の底から祈っております!


(補足)

複数の友人に、「この物語は、あおいみみずくさんが吟遊詩人さんに写真を送って、それを見ながら書いてもらったんでしょ?」と、言われたのですが、違うんですよ。
吟遊詩人さんには、ブログにUPする前には写真を一切お見せしてないんです。
UPした場で 初めて確認して頂いております。
原稿は一気に送られて来たのですが、どういう訳か 私の撮った写真をすでにご存知の様な感じで…みみずくも本当にビックリでした。
(あ、でも 大蛇の様なオブジェに関しては、「ここに現代アートがありますよ!」と、教えて頂きましたが。)
ひょっとして、すでに時空を飛び回る「術」を身につけられているのでしょうかね…(⌒-⌒; )