日常に潜む、名伏し難い恐怖…
あおいみみずくは、小さな子みみずくの頃 「おやすみなさい フランシス」が最もお気に入りの本でした。その後、小学校にあがるとすぐに 学校の図書館に籠って、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを皮切りに、怪奇・推理・SF その周辺の本を読み耽りました。
高校、大学時代には、「実はこの世は、あの世と確かに絡みあっているんじゃないか?」って気がして、真剣に「オバケ=得体の知れない物」 が怖く、そのクセ興味津々という、おかしな事になりました。
現在は、ちょっぴりツマラナイ大人みみずくになり、様々な恐怖感も薄れて来たのですが、基本的にホラーやラビリンスといったものには、いたく心が惹かれます。
ところであおいみみずく、この秋以降、京都にちょくちょく通う事になりそうです。
もちろん、観光地としての京都も大好きです!でも今回は せっかくなので、魔界としての京都も堪能して来ようかな?と、思います。
私は京都にすごく惹かれるのですが、そこには、以前感じた「この世とあの世が交じりあっているような感覚」を覚えるから、という理由もあります。
伝説の美女、小野小町の祖父にあたる(父という説もある) 小野篁(おのの たかむら)は、京都の六道珍皇寺にある井戸から ちょくちょく地獄に出かけて行き、閻魔大王の横で 裁判を補佐したという伝説があります。
私が かつて六道珍皇寺にうかがった時、そこの住職さんに「頭痛、しませんか?気持ち悪くなってませんか?」と、真顔で聞かれました。そういった身体に感じる異変はなかったのですが、実際にとても不思議な出来事がありました。…この事を書くと、長くなり、後書きになりませんので、また後の機会に回しますが、私もひょっとしたら小野篁の血を引く…ま、引かないですね…^^;
でも、真面目に今回の京都行きは、明るい観光地も楽しみつつ、時には時空の歪みを探して歩いてみようかな?と、思っています。
…という訳で、後書きになってない「あとがき」で跡を濁しましたが、吟遊詩人、ギョーム・サボリネールさん、どうかご無事で!膠質 緑色の 際限なく巨大な ほとんど発音不能な物に出くわさない事を、心の底から祈っております!
2 件のコメント:
京都、お世話になりま〜す!一緒にラビリンスを歩こうね!
momoさん、コメントありがとうございました!
一緒に不思議を探して歩く仲間がいてくれて、とても心強いです!こちらこそ宜しくお願いします\(^o^)/
京都、ますます楽しみになりました。
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