桂昌院はもともとは八百屋さんの娘で「お玉」という名前でした。三代将軍家光に見初められて側室となり、後に綱吉の母として大奥で権勢をふるったという事から「玉の輿」という言葉が出来たそうです。
そんな訳で、ゆかりの今宮神社では「玉の輿守り」という ありがた〜いお守りを売っていて、私も 以前、お友達のお嬢さんに買って行った事があります…(^_^;) ま、それはそうと…
そこの参道には、京都で一番古いといわれる 創業1000年!老舗中の老舗 「いち和 (一文字屋和輔) 」と、創業400年「かざりや」という 二軒のあぶり餅のお店があって、参道を挟んだ真向かいで 呼び込みの声も賑やかに ご商売されています。
あおいみみずくは ある日、何気なく入った「いち和」の軒先にのんびりと座って、この向かい合った二軒のどちらの方にお客がたくさん入るんだろう…?と、見張っておりました。
それほど混雑もしていなかったので、邪魔にならない程度の時間、人の数を数えていたところ、結果はほぼ半々。お客さん同士 何の打ち合わせをするはずもないのに、本当にうまい具合に ほぼ同じ数の人がそれぞれのお店に入って行きました…何とも不思議…
幸せと不幸せは ほぼ半々。幸せばかり続く事もなく、不幸せばかり続く事もないって、どなたかの言葉ですが、そんな感じでしょうか…?この世はうまい具合にバランスを保っている…?
ところで、「念力が 現実の物質に 実際に作用を及ぼすことがあるかどうか」という事を実際に研究をなさっている方がアメリカにいらっしゃいます。
「乱数発生器」なるものを使って実験した例があるのですが ( 乱数発生器というのは、ある時間内に 0と1を 乱雑に発生させるもので、ある一定の時間内での0と1の発生率は ほぼ同じとなるように調整されており、その設定は まさに量子力学に基づいています。)
あるイベントが催された時に、そこに集まった大勢の人たちの感情の高ぶりといった「念力」が、その乱数発生器に作用を及ぼすかどうか…人の念力が何か現実の物質に作用を及ぼすことがあるかどうか…を調べたのです。
その結果、イベントが最高潮に達した時、片方の数字が圧倒的に高い確率で発生したそうです。
大きな災害や 人的被害が発生し 人々の心が大きく振れた時にも、この乱数発生器は同様な結果を示したとか…
「念の力は存在し、現実物質に作用を及ぼす」
ひょっとしたら今宮神社の左右にある あぶり餅屋さんは、京都を見張る為に江戸幕府が400年前にこっそりと設置した 乱数発生器だったのかもしれない…
例えば、何か大きな災いや 動乱などが発生するような気運になると、何らかの念力が作用して 片方のお餅屋さんにお客が偏ったりして…それを見逃さないで祭り事に活かした…とか…揃って水曜休みなのは、乱数発生に支障をきたさないように幕府に命じられたのだ…とか…古の人々の叡智、おそるべし…
とか 思いながら、お餅 一人前15本500円!美味しく頂きました\(^o^)/
2 件のコメント:
通常は”0-1対称性”(仮にこう呼ぶ)があるということか
念力によって一時的にこの対称性が破られるがまた対称性が復活するということか
対称性のある状態に、戻ろうとしているわけだ
しかしこれが戻らなくなったら怖い
相転移が起こって宇宙が全く別物に変わってしまったことになる
50-50の安定した宇宙に感謝
スナフキン三世さん、コメントありがとうございます!
50-50の安定した世界…
確かに夜寝るときに「次の日ちゃんと日が登って朝が来る事を信じられる」ことは大切ですよね。ひょっとしたら、それことこそが全ての生きとし生けるものにとって何よりも重要な事かもしれません。
朝起きると大きな毒虫になっていたり、自分の存在が消えて無くなっていたり、宇宙に飲み込まれていたり…
相転移が起こらずに明日がちゃんと来る事は、重要で、楽しい事ですね!
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