京都の秋と言えば紅葉。あおいみみずくは毎日遊び歩いていて 記事をUPするのがすっかり遅れてしまっております。紅葉のシーズンもそろそろ終わりですが、これから撮りためていた写真を整理しつつ、「秋の京都」の写真をUPしていこうと思います。
で、やっぱり京都と言えば 先ずは「清水寺」
定番ですが やっぱり素晴らしい!
山の斜面という立地を 最大限 活かして建てられていますので、本当に雄大な眺め。人気が凄いのも 頷けます。
ただ やっぱり紅葉の時期、特に週末の混み方は 半端ありません。参道は人で溢れ、前へなかなか進めません。もし どうしても清水寺の紅葉を見たいのならば、どんな事をしても平日に行くべきだと思います。
そしてもうひとつ。大切なのは 夕方行く事です。
清水寺は西を向いているので 朝日が当たりません。開門が6時と早いので、人のいない早朝に行くのも気持ちは良いのですが、舞台周辺は日が翳ってしまっていて 眺めが今ひとつ。特に紅葉の清水寺を見るのならば
「平日 夕日が期待できる晴れた日の 日没前 一時間」
が最高です。波長の長い秋の夕日に照らされた清水寺は、まさに西方浄土からの光を受けているように 真っ赤に染まります。
遠くに京都の街が見下ろせて、赤い日が紅葉をより赤く照らし、まさに燃えたつようです。
あおいみみずくの脳裏には今でもその風景が焼き付いて離れません。
現在は修復の真っ最中。今 私達が目にしている建物は 創建当時の物ではなく、1629年9月10日の大火災によって焼失した後、わずか数年のうちに再建された物だそうですが、それでも築400年。痛みも相当激しいと思われます。これを平成20年より11年かけて順次修復して行く計画だそうで、現在は奥の院と阿弥陀堂が修復中。私達が行った時も鳶の方々が足場を組んでいらっしゃいました。南座のせりに上がっただけでくらっとするあおいみみずく…鳶は憧れ…おお怖…^^;
この後、本堂などの修復に入るようです。
2 件のコメント:
清水寺が、宇宙空間に漂っている。
空が二分されている。
一方の世界と他方の世界との境界が鮮やかだ。
よく見ると、微かに、京都タワーが。
京都の街並みが当に波であって、京都タワーが灯台である。
清水寺の背後に、不思議な棒(現代のクレーン?)。
過去・現在・未来、そして、複数の宇宙が、この一枚に表現されているとみえた。
そしてもう一枚
黒子のような忍者のような者たちが
和を背景に絵に描かれているようだ。
おそるべし。
スナフキン3世さん コメントありがとうございました。
実際に現場では、光の筋ははっきりわからなくて、確かに写真で空が二分されているのを見て びっくりしました。清水寺が宇宙空間に漂っているという表現はすごく美しいですね!
青蓮院の記事でも書きましたが、自然と同調している景色は本当に素晴らしいです。年月を経ても滑稽になる事なく、むしろより馴染み 深まっていく感じがします。そして、後世の人々がいつまでもその景色を残したいと心から思う。このような文化継承の輪廻は素敵ですね。
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