2013年11月25日月曜日

秋の室内楽コンサート

このところ 京都と東京を行ったり来たりしているので、オンタイムで記事をUPするのがなかなか難しく、時系列的におかしく、後先になりましたが、
11/10に、横浜で行われた「秋の室内楽コンサート」に行きました。
このコンサートは、「富士通アンサンブル同好会」が中心となっていて、もともとは富士通社内の 有志・関係者による クラッシック室内楽演奏会だったようです。2005年までは社内の施設で。その後 社内施設が使えなくなり、現在は 社外のホールで年に2回ほどのペースでコンサートを続けていらっしゃいます。
あおいみみずくは、音大時代の後輩(富士通社員)のピンチヒッターとして2001年あたりにバッハのブランデンブルグ協奏曲第二番 のチェンバロをお手伝いさせて頂いたのがきっかけで、その後 何度か ご一緒させて頂く機会がありました。
あおいみみずく自身もピアノに関しては 沢山の教育を受けて来た自負はありますが、自分の弾く曲の周辺以外は 今ひとつ手薄になっていた感があります。バロックにしても、時代的に言えば バッハ以前のものに関しては、知識もぼちぼちだったかもしれません。
ここで出会った皆さんからは、私の知らなかった音楽の楽しみ方や事柄、また 特にバロック時代の曲を本当に沢山教わりました。音楽について楽しく語る事が出来る方々とも数多く知り合う事ができ、とても感謝しています。
このコンサートも年を追うごとに、ずいぶん厚みが出てきました。
幅広い年代の音楽や 様々なジャンルの音楽も増え、出演者も富士通関連に限らず色々な方々が出演されるようになりました。
今回はそんな「成長するコンサート」を会場で聴く事ができ、とても楽しかったです。
ギターソロに編曲された バッハの「シャコンヌ」や、バロックの名曲 マルチェッロの「オーボエ(今回はリコーダー)協奏曲ニ短調」も聞き応えがありましたし、ピアノソロの方は、リストの小品の他に、中国とフランスの「月の光」をテーマに弾き比べをしてくださいました。フルートの小品や、出演者自身での編曲による カッチーニの「アヴェマリア」 武満徹をジャズ風にアレンジし、自由変奏に突入!といったものあり、完全即興あり…
おもちゃ箱がひっくり返ったように 多彩で 楽しく 飽きなかったです。
お仕事をしながら、年に2回ものコンサートを続けていらっしゃる事には頭が下がる思いですし、音楽を心から愛し、楽しんでいる様子を感じるにつけ、私の生徒達にも 是非 こういった音楽愛を育んでいって欲しいな…生涯、音楽のある生活を送って行ってほしいな…と、改めて感じました。
音楽を愛する方々によって、この会は今後ますます発展して行くのだろうな と思うと、すごく嬉しいです。
ただ、以前には「入れ込み解説」とかいう、そこらの解説書には負けてないような相当突っ込んだ解説がプログラムに付属していて、けっこう熱心に読んだものですが、それがなくなったのは ちょっぴり残念です…(^_^;)


2 件のコメント:

ギョーム・サボリネール さんのコメント...

魔界通信でござる。

拙者の友人が出演したようでござるな。姫は唱和せぬか。姫が加われば、この集団はさらに素晴らしい楽団になるでござろう。南蛮渡来の「ぴあの」なる楽器を見事に弾きこなせるのじゃから。

それとも「ですめたる」なる暗黒の理力の音楽で殴り込みするのがいいかのう。

あおいみみずく さんのコメント...

ギョームさん!コメントありがとうございます。
暗黒の理力の音楽「ですめたる」…(^◇^;) 良いですね〜!「ですめたる」は、魔界にもきっと届くことでしょうね。
私の京都での居所は「六道珍皇寺」の すぐそばなのですが、そこに実際 存在する井戸は、黄泉の国に通じており、そこの鐘は、黄泉の国に響き渡るとか…
そのような感じで「理力の音楽」は、きっと魔界に届く事でしょう!ギョームさんを救出するために、みみずくとクマの「ですめたる」での殴り込み、考えておきます\(^o^)/