2014年4月16日水曜日

手前味噌^ ^

一昨年の10月に「精進料理教室」で仕込み、一年間寝かせるように言われていたお味噌…
大豆を茹でて プチプチと指で 根気良く丁寧に潰し、一方で塩と麹を 拝み手でよくよくよく揉み込みます。それらを混ぜ合わせたもの…いわゆる「お味噌の"素"」を ホウロウ製の容器に入れ  昆布を乗せて、階段下収納 (みみずく家には蔵が無いもので…^_^;) に放置!
「放置期間は一年」と教わったのですが、京都への行き来もあり 解禁が今になってしまいました。
…都合 半年くらい遅れたのですが、これって大丈夫なのかな…?
遅れた分、熟成してるの…かな…^_^;
教室で造った「お味噌の"素"」は、生徒4人で分けて、それぞれの家に持って帰って寝かせることになったのですが、「手前味噌」という言葉があるように、まったく同じに造ったものでも それぞれの家々に住みついている菌によって仕上がり具合が微妙に違って来るようです。
で、こちらの写真が、我が家の菌を取り込んで?出来た「自家製お味噌」です!どんなもんでしょうか…?
ホウロウの容器から 焼酎の空き甕に移してお洒落させてみました*\(^o^)/*


なんとなく色はそれっぽいです。
香りは、すごく…何と言うか…田舎の匂い…^_^;
「良い香り」とはちょっと違うんですよね…臭いと言えば臭い。
いつもお腹を空かせた熊さんは 家に帰って来るなり、
「なんか芳ばしい匂いがする…」
って言ってましたが、芳ばしい…?いや…思うに はっきり言って微妙です。寝かせすぎたかな…
恐る恐るお味噌汁にして食べてみました…と、口を揃えて
「うわぁ〜 美味しい〜!」
いや、本当に美味しいです!匂いはイマイチですが…
なんだか凄く甘いんですよ。大豆の優しい甘さがジンワリ…
身体に優しい、いわゆる 科学的とは対極にある甘さ…でも、香りは特徴的で、しみじみ味わう素朴な田舎の ほっこり丸い味。
造り方は簡単なのですが、潰したり 揉み込んだりを 思ったより丁寧にやるので、時間は結構かかります。でも、一年後、その努力が実を結び こんなに美味しいものが出来上がるのならば、今年も頑張って造ってみようかな…
「我が家のお味噌は"超"美味しいぞぉ〜!」
これこそ 正真正銘、すっかり手前味噌でございますが…*\(^o^)/*

2 件のコメント:

sister2 さんのコメント...

お味噌をご家庭で作られるなんて凄いですね‼︎
同じ食材を使ってもそのお家によって味が違うというのも興味深いです(^^)また次回作られる時はその年の気候、温度、寝かせている時間など異なれば今回と違った味になるのでしょうか?あおいみみずくさんの過ごし方は本当に素敵ですね(*^◯^*)
これからも楽しい、そして素敵なブログを執筆してください‼︎
拝見すること愉しみにしております✨

あおいみみずく さんのコメント...

sister2さん、コメントありがとうございました*\(^o^)/*いつも読んで頂いてありがとうございます!
我家は納豆とかウォッシュチーズとかが好きなので、リネンス菌がウヨウヨ漂っているのかも…^_^;
うちのお味噌の香りは、そう言えば ちょっと納豆っぽい…?なかなかクロウト好みの香りです♡
いつか、sister2さんと一緒に味噌造りをして 寝かせた後に「味噌合わせ」してみたいなぁ…どのくらい違うものなのか 興味湧きますよね。
これからもどうぞ宜しくお願いします!