昨日、ノーベル物理学賞の発表がありましたね。
今回受賞したヒッグスさんの研究を、TVでは「全ての物質に質量を与える神の粒子と呼ばれるヒッグス粒子を発見した」と説明していましたが、うちの いつもお腹を空かせたクマは、
「全ての…バツ!」「物質…バツ!」「神の粒子ぃ〜?バツ!」「そもそも、質量を与えるのがヒッグス粒子っていうのがバツ!粒子が与えるワケじゃない!」
と、いちいち吠えてました。
そうなの〜?全部バツ?それなら そもそもTVってば、 一体 何を伝えたんでしょ…(。-_-。)
素人相手であっても、正確に説明してほしいなぁ…。
「じゃあ、腹ペコ熊なら なんて説明するの?」
と、あおいみみずくが聞いたら、
「ある特定の素粒子は、温度が下がると自由に動けなくなる。その現象を予言したのがヒッグスさん。」
との事でした。随分簡単な説明になっちゃいましたが…。
その後は ほぼ一時間にわたり 訳のわからない事を熱く語っていた熊。最後は「今更ながら おめでとう!ヒッグスさん!」とか言いながら、いも焼酎で勝手に祝杯を上げておりました。
ところで この熊、お酒飲みのくせに 正確に表現すると「いつもお腹を空かせた甘いもの好きの熊」なんです。
私が楽しみにしていた甘いお菓子もアイスクリームも、ふと気づくと消えています。
冷蔵庫の奥に隠していたチョコレートも、ほぼ確実に知らない間に消え失せます。
これを「我が家における、自発的対称性のやぶれ」と言います…(ー ー;)
ま、それはともかく、
「それほど甘いものが好きならば!」ということと「健康に注意」という二つの観点により、我が家の朝ご飯に先月からピーナツバターを導入しました。
ピーナツバターは、不飽和脂肪酸とたんぱく質が豊富だし、今、悪玉だと話題のトランス脂肪酸もフリーです。ま、カロリーは高いですけどね。朝ならいっか…
そしたら、ピーナツバターは甘くない!と、熊はイチゴジャムも同時に塗って食する様になりました。…欧米か…そしてそれらはもちろん巨大!そろそろ一瓶空けそうですね。次、スタンバイしておきます^^;
6 件のコメント:
冷蔵庫の中の甘味は自然消滅しても、別次元で貯蔵されておる。
相転移に伴って、とぽろじかる欠陥と呼ばれる興味ある構造が観測される。我は現世から魔界へ転移しただけであり、消滅はしていない。しかし性格欠陥と呼ばれる構造になっておる。
ギョームさん…相転移によって、欠陥が生じてしまったんですか…では魔界では業務に勤しんでいらっしゃるとか…(^^)
ところで、うちの冷蔵庫は 激しく温度が下がって相転移が生じても、欠陥が生じないハイスペックモデルで~す!
しかも、この冷蔵庫にフォアグラを入れておけば お味噌に変換され、チョコレートは海苔に変換されるという、スーパーシンメトリーを備えておりました…ってことは熊は冤罪…( ̄(工) ̄)??
家の冷蔵庫の中は、冷えたビールしか入ってません(*^^*)
最高!!ピョコピョコさんちの冷蔵庫!思ったとおり(^_-) なんて…
ホントは ピョコピョコさんがお料理上手であるという事を、私はよ〜く知っている…^ ^
遅くなりましたが、お初です。
クマ先生は相変わらず流石な知性ですね。確かにピーナッツバターを塗りすぎると肥りますが、ピーナッツバター自体が体重な訳ではなく、単にきっかけとなっているだけ、ですし。
しかし、ピーナッツバターと発酵バターと自家製ジャムの何れかを選ぶ、のではなく全部つける(大人づけ?)てえのは、自発的対象性の破れって言うんですかねエ。
あ、京都、何卒御無事で御自愛の程。
匿名さん!コメントありがとうございます^ ^
さて、この場合の「自発的対称性の破れ」とは、
温度が下がる事で、秩序が変わる。
つまり、この場合は、あったはずのものが、私の知らないうちに(自律的に)冷蔵庫において無くなるという事を指してます。
例えば、三次元の回転対称性があったとすると、そのうちの一方向の自由度がなくなると、元あった三次元の回転対称性がやぶれる…
そんなようなコトです。ま、厳密ではありませんが、そこはご愛嬌というコトで…(^^;;
コメントを投稿