2013年8月27日火曜日

精進料理教室

本日 朝はちょっと秋の気配。夕べはコオロギの鳴き声が聴こえました。
そして今日は昨年10月から2ヶ月に一度のペースで楽しく通った「家庭でできる精進料理教室」の最終回。先生は、鎌倉で精進料理を伝え続けて30年 「不識庵」のお嬢様で、海外でも食育の教室を開催なさるなどご活躍の「藤井こまき先生」です。
精進料理はただ単に「お肉を食べない」という料理ではなく、"日々の暮らしの中で、「心を込めて作り」「感謝していただく」という事はそれ自体、禅の教えである"という考え方を実践するお料理です。
今日は先生から、「毎日食事を作るのは大変骨の折れる仕事だけれど、自分の為はもちろん、作る相手がいる人は、その相手の幸せをも日々作って積み上げているんだと思います。人の喜びを作れる仕事なんて、嬉しいですよね。」というお話しを頂き、なるほどなぁと 思いました。
あおいみみずくは面倒臭がりなので、隙あらば手を抜こうという気満々です。でも、「人の幸せを作れる仕事」なんて言われて、やり甲斐がある気持ちがしてきちゃいました。(あおいみみずくはサービス精神は旺盛です!)
この教室でも「お肉は食べない」は実践されているので、今日はカキフライの擬き料理を作りました(^-^) 写真、どう見ても「牡蠣フライ」に見えるでしょ?何と「舞茸と、擦った大和芋と、青のりを揚げた物」です。楽しいですよね^o^  献立はその他、舞茸ご飯、茄子とトマトのバルサミコ酢和え、キノコポタージュ、切り干し大根の胡麻味噌和えでした。
「食はエサではなく、食は心です。感謝して、楽しく笑って幸せに頂きましょう!」最終回の先生の言葉、心がけます!
こまき先生は、秋葉原の駅すぐの「ちゃばら」というビルの中で、「こまきしょくどう」という精進料理のお店を始められました。皆様、よろしければ是非!




2 件のコメント:

エーデルワイス さんのコメント...

 美味しそうな料理ですね!先日知ったことですが、楽しいから笑うのだと普通は思いますけれど 実は、笑うから楽しくなるのだと、体の動きに脳がついてくると、そんな仕組みに出来ているとか?
お腹のすいた熊さんの、笑顔、笑顔、笑顔 楽しいこと請け合いです。

あおいみみずく さんのコメント...

コメントありがとうございます。「健全な身体に健全な心が宿る」といい、「人間は、食べた物でできている」ともいうので、なるべく食には気をつけようとは思うのですが、美味しく作ろうと思うとどうしても脂肪分が多くなり、身体に負担をかけてしまう食事となっていました。精進料理はベジタリアン料理でもあり、適度に取り入れると消化も良く、身体もスッキリして来ますし、食材もほとんど無駄にしません。いろんな意味でとても勉強になりました。「喧嘩をしても、必ず食卓で仲直りができる」というのが理想です^ ^