2014年11月17日月曜日

京都の美味しい思い出〜いもぼう

この秋は、立山黒部で地球規模の大自然を味わうことが出来たあおいみみずく。今でも心に残る あの大迫力…人って 本当に恵まれているなぁ…
「自然からの恩恵」って言葉をいつも軽く使うけれど、なんと偉大な事。
近代文明が幅をきかせるまでは 自然現象に根ざした手仕事や考え方というものが全てであったのでしょうし、それは 人から人へ丁寧に受け継がれていたのでしょう。
現在では近代化が進み、ある所では忘れられがちなのですが、古の心は日本人のDNAの中にしっかりと受け継がれているものであると思います…で、みみずくはそういったものが今でも随所で触れられる京都が好きなんですよね…
去年は京都と東京を行き来するという大変有り難い状況でした。あの時の思い出は今でもちっとも色褪せていません。楽しかったなぁ…
秋…紅葉と共に思い出す「味」…そろそろお芋の美味しい季節ですね…
いもぼう平野屋本家の 一子相伝「いもぼう」は美味しかったなぁ…うーむ…立山黒部の大自然から結局「食い気」に落ち着く…いかにも あおいみみずくらしいと言えますな^^;


去年撮った写真を引っ張り出してきました…見るだけで 思わずあの優しい味わいが思い出されてお腹が鳴ります。
お芋の中までしっかり染みた 甘めの味わい。京都の「薄味」も大変美味しいのですが、たまにはこうした少し濃いめの味付けも良いものです。
川端康成が「美味延年」と記している「いもぼう」は、海老芋と棒鱈を炊き上げた、京都で昔から食べられて来た名物料理です。
海老芋は京野菜の一つ 。海老のような縞模様がある 里芋の様な芋で、棒鱈は北海道の鱈をカチカチに乾燥させたものです。
海老芋の皮を厚く剥き、一週間以上 毎日氷水を変えながらでゆっくり芯まで戻した棒鱈を 一緒に一昼夜かけてゆっくりと炊きます。
一緒に炊くことで海老芋の灰汁が棒鱈を柔らかくし、棒鱈のニカワ質が芋の煮崩れを防ぐ…こういった素材の特性を活用し、素材が互いに助け合うといった所から「夫婦炊き」、また 北と南の食材を合わせることから「出会いもん」と呼ばれるそうです。
この「いもぼう」の味は代々書き残されたものはなく、技術と味の全てを「口伝」という一子相伝の形で伝えているのだとか…


ただ、ちょっとわからないのは、この「いもぼう平野屋」さんって、「平野屋本家」と「平野屋本店」と、円山公園の辺りに二件あるんですよね…?
同じ「いもぼう」を提供するお店なのですが、系列店1号、2号 って事でもないらしく、そこらへんはちょっと謎。まあ 色々な事情はさておいて お客さんは予約した場合には「本家」か「本店」か間違えない様に確認することが大事ですね。
今回 あおいみみずくが伺ったのは「本家」の方でした。
昔から伝わる素朴な煮物なので「洗練されたお洒落な味」…とはいかず、好き嫌いはあるのかもしれませんが、あおいみみずくにとっては「京都を思い出すと 必ずその味を思い出す」という味です。海老芋そのもののねっとり感がすごく好きだし!この食感は独特です。
夏の間は海老芋が採れない為、新小芋を使っているという事。
あおいみみずくとしては、ここは絶対 海老芋がオススメなので、秋から冬にかけての訪問の際に また訪れて しみじみ味わいたいと思います。

2 件のコメント:

sister2 さんのコメント...

京都の海老芋、美味しいですよね🙆昨年の京都旅行を思い出します❗️海老芋の揚げたお料理もgoodですがいもぼうというお料理も食べてみたいです😉
あおいみみずくさんこのお店にも今度是非連れて行ってください‼️京都へご一緒できる日を楽しみに待っています🌟

あおいみみずく さんのコメント...

sister2さん、コメント有り難うございました!
海老芋…家で食べるからと 少々ケチって安いものを買ったら、筋が多くて相当皮を厚く剥かねばならず、食べる所ちょっぴり…かえって損をした感じでした。ここは「海老芋ー!!」と割り切って 奮発した方が良かったと地味に反省した昨年末のでき事でした^^;
あ、もちろんこちらのお店は大丈夫!海老芋を堪能できます。また是非ご一緒しましょう*\(^o^)/*
楽しみです♡