2014年10月20日月曜日

立山黒部アルペンルート 4 〜 室堂散策編

立山連峰を映すみくりが池


夕焼け…茜に染まる雲海


夕陽に輝く吾亦紅


この景色に合う言葉がみつからず…
とにかく素晴らしかった 室堂での夕焼け散歩…心に焼きついています。
大伴家持が詠んだ
「立山に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし」
という短歌を想います。この時代は 「神様のいらっしゃるこの山に土足で踏み登る事は…」と、山に入る事は慎み、山麓に祠を建てて 伏し拝むのみだったそうです。
万葉の時代から 尊い山として崇められてきた立山…現代ではこうして立つことができます…
散歩の途中、地獄谷と呼ばれる 硫黄が吹き出ている場所がありました。風向きによって鼻に付く臭いがします。
この臭いは3月11日の東日本大震災後に よりきつくなったということで、やはり日本の地下では 目に見えなくとも あちこちで歪みが起こっているのかもしれませんね…
地獄谷の近くにあるのが「みくりが池温泉」
みくりが池温泉は 日本一標高が高い所にある温泉で、宿泊もできますし、9時〜16時までは日帰り入浴も可能だそうです。勿論 源泉100%で 白い濁り湯とのこと。お風呂の窓からは 大日連山が望めるのだとか。
絶景の夕焼け散歩中、そんな みくりが丘温泉辺りから 風に乗ってオカリナの音が…澄み切った空気を震わせて物哀しく響きます…何の曲でしょう…
「また君に恋してる」
…哀愁漂い…良しとしましょう。ただし この地での この曲のイメージとしては 坂本冬美というより ビリーバンバンですかね…^^;
残念な事が一つだけ…満天の星空を見てみたかったのですが、夜はガスってしまい見る事ができませんでした。それだけが心残り…
夕食後、御来光ツアーに申し込みました。
ツアーが決行される事になれば明朝4時40分にお部屋のモーニングコールがなります。
天候が悪ければ鳴りません。さてさて…
つづく

4 件のコメント:

エーデルワイス さんのコメント...

写真素晴らしいですね!
「この景色に合う言葉がみつからず。」
写真を見てもそう思いますので、実際に目にすれば
なおさら!でしょうね。
満天の星空を見ることが出来なかったそうですが、願いがみんな叶ったら又行かなくても良くなりますので
次の楽しみが残ったことも良かったのでは、、、。

あおいみみずく さんのコメント...

エーデルワイスさん、コメントありがとうございます!
立山は本当に素晴らしい所でした。
満天の星、雷鳥、雪の壁、春の高山植物…まだまだ見てみたいものはたくさんあります。
折角 山ガールの装備を揃えたので、いつかまた行ってみようと思っています。
昨年の今頃は京都三昧でしたが、京都にもまだまだ行ってみたい所が沢山あるし、立山も…金沢や萩や津和野にも行ってみたいし函館も…キリがないですね…^^;

ピョコピョコ さんのコメント...

みみずくさん
本当室堂の景色最高��⤴⤴
����✨写真見たら昨日の事のように
目に焼きついています!

標高が高いせいか、ポテトチップスのパンパンとピョコピョコのお腹もパンパンでアルコールが入らなかったのは残念でしたね~






あおいみみずく さんのコメント...

ピョコピョコさん、コメントありがとうございました!
おっしゃる通り!今でもあの時の光景が脳裏に焼きついています!地球の不思議というか…何と言うか…神々しさ、恐ろしさ、偉大さ、様々な感情と共に。
室堂のホテルでは アルコールのお付き合いができず、すみませんでした^^;
標高の高い所では酔いが早くまわるという事で、絶対に倒れると思い 断念しました。次回はもうちょっと鍛えてお付き合いできるように頑張りま〜す\(^o^)/