東京駅で無事に添乗員さんと会う事ができ、チケットを頂きました。
今回同行の ぴょこぴょこちゃんも到着!
これから長野新幹線で上田まで行き、その後 バスで大町温泉へ。「くろよんロイヤルホテル」で昼食をとり、その後 扇沢に向かいます。
新幹線で軽井沢駅を過ぎた辺りから 旅の気分はますます膨らみ…
軽井沢かぁ…アウトレット行きたいなぁ…いやいや 今回はあくまでも自然満喫の旅です!
ところで、今回の旅は 初日の朝食と最終日の夕食を除いて 食事は全部ツアーに含まれておりました。
あおいみみずく、ツアーで旅行するのは初めてです。参加者全員で同じものを食べるというのも 考えようによっては 「同じ釜の飯を食う」って感じで面白い経験。地域の名産品が出るのかな?楽しみましょう。
初日のお昼は「黒部ダムカレー」…これから向かう黒部ダムをイメージしたカレーです。
調べてみると、この手のカレーは黒部ダム周辺の多くのレストランで提供されていて、それぞれのお店ごとに独自の工夫を凝らしていらっしゃるようで…
今回いただいたカレー…
ルーは、リンゴジュースや杏ジャムを加えて煮込んでから4日間寝かせて熟成させたものらしく、ちょっと酸味のある奥深い味わい。
黒部峡谷の森をイメージしたサラダ、黒部の太陽をイメージしたポーチドエッグ、ダムの堤防は大町産の古代米入り、そして黒部湖遊覧船に見立てたポークカツ…*\(^o^)/*
ホテルメイドのカレーは上品で奥深い味わい。
うん!この黒部ダムは美味しい!
最後はコーヒーなぞいただいて…この山登りはちょっぴり優雅な予感♡
さて、昼食後はバスで「扇沢」へ。
扇沢から トロリーバスにて 関電トンネルを通り抜けると いよいよ黒部ダムです!
なんだか黒部ダムって大変な秘境にあるイメージだったのですが、こんな感じで現在ではあっという間に着いてしまいます。
ここは関西電力によって建設された 堤高186m全幅492mの日本一高い巨大ダムで、富山県で最も高い構築物でもあります。建設現場があまりにも奥地にあったので、初期の工事は馬やヘリコプターで資材を輸送するというものだったそうで 作業ははかどらず、ダム予定地までトンネル (現在の関電トンネル)を掘る事を決めました。しかしトンネル内の破砕帯から大量の冷水が噴出し、死者が多数出る 大変な難工事となったそうです。
そこで 噴出する水を防ぐべく「グラウチング」という当時では最新鋭の技術が導入され、その結果 9ヶ月で破砕帯を突破してトンネルが貫通したものの 労働災害による殉職者は171人にも及んだという…世紀の難工事黒部ダム建設…
この トンネル工事の苦闘を木本正次さんが「黒部の太陽」という小説に著し、これは映画やドラマにもなったようですね…
ダム本体の建設も相当大変だったでしょう…展望台から見ると ダムに対して人が本当に小さく見えます…
さて、現在ではトロリーバスで労せずに行くことのできる黒部ダムですが、そこから先が 大変でした。
トロリーバスの停留所はトンネルの中。勿論 何も見えません。
ダムの全景を見渡せる展望台までは 220段の階段を上る必要があるのです。
この地まではバスに乗って来たので 標高の事はあまり意識しなかったのですが、実際 ここは標高1470m…という事で、階段も ゆっくり上らなければ かなり息がきれます。
雄大な景色を目前に 一目散に駆け上がりたいところですが、慌てると危険です…って言ってる側で、ぴょこぴょこ階段駆け上がる…^^;
ただ 220段登るのが困難であれば 階段をちょっと下り 連絡通路を経由して 直接ダムのえん堤まで行けるらしく 雄大な見晴らしは期待できないものの それなりには楽しめるようです。
黒部ダムでは毎年期間を決めて観光放水が行われます。
今年は6月26日から10月15日までの期間。毎秒10立方メートル以上も吹き出す水は大迫力!
期間と時間が限定されているので要チェックです。
で、一句
☆放水に舞い立つしぶき虹をかけ
次回へつづく…
2 件のコメント:
黒部ダムの写真すごいですね。壮観!!
持ち物リスト見ていたら、私も行く気になっちゃった。旅行ってあれこれ準備している時が一番楽しいかも。
makichanさん、コメント ありがとうございました!
本当に 旅行って 準備が楽しいですよね。一度旅が始まってしまうと 後は終わりに向かって一直線。「準備」は旅の7割を占める感じすらします。
今回、折角 山の装備を揃えたので 時々ハイキングでも楽しもうかな(^^)
黒部ダムで人の頑張りに想いを馳せたら 次は自然の偉大さを感じる室堂 山歩き編。アルペンルートは人と自然を二つ同時に感じられ 本当に素晴らしかったです。
makichanもご家族で是非!
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