以前、頭痛のお薬についての記事をUPしましたが、確かに効果バツグンのその薬…ネックは高価な事と、病院で診察を受けなければ手に入らないという事。薬を処方して頂くだけなのに、混みあった病院で3時間近くも待つなんて日もあり、できれば手持ちの薬は大事に使いたく…薄い痛みの時はついつい我慢してしまいます。でも、薄い痛みも毎日続くと相当なストレスになるワケで…
で、先日、伊東の温泉へリフレッシュに行って参りました。
久しぶりに行きましたが、駅前などは鄙びた感じがさらに増していて、なんともまったり 湯の町エレジー ^ ^…良いですね。遠出すると ついついあちこち出かけたくなるものですが、そうすると休むという事が疎かになる危険があります。が、ここ 伊東は近くの「川奈」という所に「ステンドグラス美術館」があるくらいで、どこそこ出かける意欲も湧きにくく 休むにはもってこいです。ま、温泉に何度も入り、湯あたりして疲れが増すかも…っていうのは自己責任で^_^;
上の写真は伊東、松川の川沿いにある「東海館」という老舗温泉宿です。
1997年に廃業して、現在は伊東市の文化財として一般公開されている他、浴室のみ 市営の立ち寄り温泉として営業されています。
あおいみみずくも館内を拝見させていただいたのですが、広いお座敷を始め ゆったりした純和風の懐かしい造りで、銘木の床柱、手の込んだ書院障子の組み木など 現在の都会の住宅では味わえないような 建築者(棟梁?)の心意気が伝わるような古き良き高級旅館の雰囲気。現在泊まることができないのは何とも勿体無い感じでした。時代の流れってこういうものなんでしょうか…
ただ この旅館、この所 知る人ぞ知る…っていう感じで、ジワジワとその存在が知られて来ているのです…というのも…「テルマエロマエ」という漫画をご存知でしょうか?古代ローマ人の浴室設計技師が、タイムスリップして現在の日本で最新の浴室技術を学び、それをローマ時代に持ち帰り 風呂文化に活かしてゆく…というような物語なのですが、東海館は、テルマエロマエ4巻に出てくる「伊藤温泉 東林館」のモデルとして使われたんですよ。漫画の中では、ルシウスという主人公が 掃除をしたり布団を敷いたり、旅館業の見習いのような事をしていましたが、そこはまさしくこの旅館。そんなワケで、あおいみみずくが訪れた時にも、けっこう沢山の方々が見学されていました。
そして、何と当日は 松川で「たらい舟競争」が行われており、東海館の縁側からゆっくり眺める事ができました。直径1mほどのたらいに乗り、松川を400mばかり下る速さを競うんだそうで、観光客も参加可能…でしたが、あおいみみずくはちょっと尻込み…だってほぼカナズチなんですもん…(みみずく弱点)
思ったより流れが速かったようで、見事にひっくり返った人もあり…なかなか楽しそうでしたよ^ ^
2 件のコメント:
「老鶯」を題材にして、また回文俳句を作りました。
弟子にもと 老鶯往路 共にして
ちょっと意味が苦しいですが、回文の制約ゆえ許してくださいませ。
ジョヴァンニさん コメントありがとうございました!
「でしにもとろうおうおうろともにして」
実際、どんな頭してるんだろう…
あおいみみずく、ジョヴァンニさんの弟子にもなれないや…まさにみみずくより 老鶯を弟子にした方がマシってもんですね(^◇^;)
それにしても、俳句なんてやらなければ「老鶯」なんて言葉、一生使わなかったかもしれません。
色々な言葉を新しく覚えられるという事は 楽しいですね。私の現在お気に入りの言葉は「木下闇」です…
「こしたやみ」「みやたしこ…」やめとこ…^_^;
コメントを投稿