あおいみみずく 初めての吟行句会…
披講後に 先生からの講評などがあり、お開きと鳴りました。
それこそ右も左もわからなかったので かなり大変でしたが、何とか無事に乗り切る事ができて やれやれです。
最終的に 今回の句会で参加された方が選んで下さった あおいみみずく作の俳句は、
・千体の仏と見えし花菖蒲
・草の上水玉に蟻まはり道
・若葉風初の句会とふれまわる
の3つでした。
拙いものですが、きっとこれから先、心に残るものとなったと思います。
若葉風…の句は、兎に角 句会なんて初めての事なので 気弱になり 直前ドタキャンとならないように、会に出席するという事を皆さんに宣伝しまくり 自分にプレッシャーをかけ、行かねばならない状態に自分を追い込むさまと、青々とした風が 句会若葉マークのみみずくを応援してくれているんだ…と、勇気をもらうさまを同時に表そうとしたものです…なんて、本当は句の解釈は受け手に任せるのが筋。解説なんてしてはいけないのでしょうが…^_^;
それにしても、やはり俳句を長く続けていらっしゃる方の作品は 流石に素晴らしいものでした。
このブログでは その作品そのものをご紹介する事はできないのですが、あおいみみずくが思うに、まず 言い回しがとても綺麗で、声に出して詠んだ時の言葉の響き(音)がとても素敵で、リズムがあるもの。かつ その場にいなくても 情景や音、香りまでが目に浮かび、簡潔ではあるものの、受け手への情報が過不足なく伝わるものだったと思います。
これから推測するに、目の前情景を上手く切り取り、相手に想像力を抱かせるべく、あまり自分の思いを押し付けないものが良さそうですね。美しい言葉も新たに沢山覚えなければ…
ただ、あまり色々考えすぎるのも難しそうですし ゆるゆると長く続ける事が目標なので、気負わず 思いを素直に言葉とすることから始めてみようかと思います。
自分の作った俳句がたくさん溜まって来ると、自分が「ある瞬間」に何をどう感じていたのかがわかるので、思い出にもなって良いですね。自分史が出来そう…頑張ろう。
…と、初めての句会はこんな感じで いささか大変ではありましたが、大変貴重で興味深い経験ができました。
案ずるより…ってことで、皆さんも是非 始めてみられたらいかがでしょうか!*\(^o^)/*
6 件のコメント:
あおいみみずくさん
凄~いお上手ですね♪
ピョコピョコは、花菖蒲の句が
いいかな~
仏に見えるぐらい
こころが清らかなんですね!
(^_-)
ピョコピョコさん、コメントありがとうございました!
お褒めの言葉、嬉しいです。
心が清らか…真っ黒って事もないですが、実はまだらに黒く…いえいえ 余裕もなく 必死だったので、地が出たってコトにしておきましょう…^^;ってコトで清らかです♡
ただ、このところ句を作ろうと思うと ズッコケみたいなものばっかり浮かんで来ます…きっと地はそんなもんなんでしょう^_^; って事で、今後とも仲良く遊んでくださいね〜 *\(^o^)/*
☆若葉風初の句会とふれまわる
はずんだ気持ちが伝わってきます。
一歩一歩前進ですね。
写真の花、黄釣舟草かと思いましたが苧環のようですね。
友人が誕生日の祝いに「美人の日本語」なる本を
送ってくれました。一日一語口にするだけで、心が綺麗になるとか、、、。
あるページを開くと知音(ちいん)が出てきました。
5,7,5の中に森羅万象を盛り込む俳句には独特の趣を感じます。全くの素人ですが、たまに俳句に触れることがあります。一見して私
でも創れそうな駄作を散見しますが、作者が
子規、、虚子、芭蕉、蕪村とあればおかしいのは自分の方だと納得せざるをえません。斯様に俳句の良し悪しを決める基準が錯綜しているということでしょうか、難しいものです
。言いかえれば素人でも直ぐ入れそうだが、
なかなか上達し難いというのが俳句というものでしょうか。幼少のとき私の家にアララギ
派の会誌が沢山あったのを思い出します。
先は長いですからね。ご健闘を期待しています。
エーデルワイスさん、コメントありがとうございました!
「美人の日本語」良いですね^ ^
あおいみみずくの 斑に黒い心も ピカピカになるかもしれません。早速チェックしてみます。
「知音」 調べてみました。
親しい知人 親友 恋人…自分の事を本当にわかってくれる人という意味なんですね。なるほど。
「彼女は 年来の知音なのよ。」って感じで使ってみます*\(^o^)/*
ところで 苧環(オダマキ)にも色々な種類があるらしく…この写真は西洋オダマキかな…?
ゲンゴロウさん、コメントありがとうございました! 「松島や ああ松島や松島や」 などは なんと言うか、俳聖ならではなのでしょうね… あおいみみずくが 「新宿や ああ阿佐ヶ谷か高円寺」 とか作ったら怒られそう…^_^; と、思って調べてみたら、この「松島」の句は 芭蕉のものではないんですね!あおいみみずく、今の今まで誤解しておりました!ただ、あおいみみずく、こんな感じの なんちゃって感溢れる句は大好きなので、どこまでをどうすればセーフなのかを勉強してみたいと秘かに思っております。
句は 感性の合う人とはすぐに解り合える感じですが、そうでない人にも広く受け入れられる作品を作るという事は なかなか難しいですよね。確かにビギナーズラックはあれど、頑張ればそれだけ難しくなりそう…そこを乗り越えるべく頑張ります*\(^o^)/*
アララギ派…正岡子規派の短歌結社ですね…みみずくは 結社って言葉にクラっと来ます^ ^
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