2015年12月31日木曜日

今年もお世話になりました

ふと気づくと12月も終わり…今年もいよいよ終わってしまう。何とまぁ!
昔より時が経つのが速いなぁって、近頃よく思います。宇宙は加速膨張をしていると言いますが、そのせいで 実際に時間の進み方が速くなっているのでしょうか…??
「明日できることは今日やらない」が信条のあおいみみずくですが、そろそろ そんな風にうそぶいている場合ではなくなって来たような…
先ほど 今年の1月に書いた記事を読み返してみたのですが、新年をいかにだらだら過ごしているかという 何ともふざけた内容…>_<

☆ 人日やなまこに足の生えもして

こんな句だか何だかわからないような謎の呟きを 新年のしょっぱなに書いたせいで、Blogの更新も滞り気味になってしまったのでしょうか…反省…m(_ _)m

今年も相変わらずのグータラみみずくでしたが、お陰様でとても楽しく過ごす事ができましたし、特に今年は同年代のお友達がたくさんできました。
長いあいだ 共に時間を有して来た友というのは 何と言っても かけがえの無いものですが、全く別の場所や環境で成長し、大人になってから接点を持った同年代のお友達というのも また 面白いものですね。これまでに無かった風が吹いた感覚。新しく 見慣れない世界はとっても興味深く、音楽は勿論、趣味である茶道や俳句にも深みが増す…はず?…^_^;


さて。これまで どちらかと言うと、あおいみみずくは自分で細かく計画を立てて、それに沿って物事をこなして行くタイプでした。
「思いもかけず」とか「びっくり」などの言葉は みみずくの辞書に於いては薄〜い文字で書かれていたような気がします。つまり、ハプニングに弱い。
先が読めない様な事が起こると、その度に感覚が大きく振れ過ぎて 思考がフリーズしてしまうので、上手く文字で表現する事が出来ない…つまり 何が言いたいのかと言うと、今年Blogが滞りがちになってしまった言い訳です…^_^;
今年は主催ではなく 参加という形が多かったので、全体像がわからず 予想が立てにくく、混乱が生じ、文章にまとめるのが難しかった…と…。
でも、特に俳句においては、「驚き」をいかに客観的に表現するかが鍵となりますし…来年はどーんと構えて 少々の事では動じず、「びっくり」を楽しめるようになれればいいな。そうすれば 自ずとBlogの更新も増える と…^ ^
で、今年のピアノの生徒さん達とのクリスマス会は、お酒と食器だけ準備して、他はすっかりお任せする事にしました。
会の用意ができるまで勝手にピアノを弾いて遊んでいたら、とっても手の込んだ用意が出来上がっていて…嬉しいー♡
あおいみみずくがあれこれ手を出すよりも、ずっとずっとお洒落で素敵なクリスマス会になりました。


今年も色々な方々にすっかりお世話になりました。
本当にありがとうございました!
不束者ではございますが、来年もどうぞよろしくお願い致します!

☆ これがあの海鼠かと問ふ硬さかな
  (今年、生まれて初めて海鼠を食べたんです…というコトで 2015年、締めも なまこです(^O^)/)

8 件のコメント:

トリコ星 さんのコメント...

大変御無沙汰しております。
年末のご挨拶に年を越して返信するなど、小生も相当に日和ってしまいました。

 なんでも俳句をはじめられたとの事。音楽もそうですが、言葉の世界もなかなかどうして、身近な様で、それでいて
”分け入っても分け入っても青い山”(山頭火)。

”書く”事で初めて開けてくる世界があり、それは”聞く”事とも、”読む”事とも、”入口は同じで出口は"別”である事に気付いたのは何時の頃だったか思い出せませんが。
 予想を超えたものが驚きであり、そして驚きが感動の本質であるとするならば、感動の記述とは
予想=過去の自分を超える事柄の記述でありかつ、未来へと進みつつある現在の自分を 記述する事に相違無い、
とも言えると思います。
”客観的”とか言わずにとことん主観で自分の現在を切り取る、というのでも良いんでは?

ちょっとしたアクシデントによるインターバルをはさんだ為、グダグダになってしまいました。
要するに俳句、長く続けられると良いと思います! 

では、今年も宜しくお願いいたします。

by トリコ星

追伸、でもナマコは元来堅い食べ物だと思いましたが。

あおいみみずく さんのコメント...

トリコ星さん、コメントありがとうございました!
まだまだ始めたばかりで、入り口付近ですが、すでに「分け入っても…」の予感が強く…^_^;
子供の頃から 傍に本が常にある生活だったので、あまり深く考える事なく「まぁ、たった17文字作ればいいから…」と 気楽に始めた俳句ですが、仰るように、出口は確かに別にあるのであろう世界。後ろを振り返れば、今のところは微かに帰り道らしきものが見えるのですが、青い山への魅力に 引き返すタイミングを逸しそうです。
俳句の結社は多数あり、それぞれ特徴があるのですが私の所属しているものは、高浜虚子の流れを汲むもので、「客観写生」を強く中心に据えています。
「自分の感情を絶対に言葉として詠みこんではならない」という事はないのですが、可能な限り感情・感覚は読み手に任せるという感じです。自然なり物事なりを、忠実に写生して、写生して、更に写生を進めると、そこに主観を包括した客観的表現が現れる。「ただの客観的というのではなく、客観的を超えた場所を目指しなさい。」と よく言われます。その為の たった17文字であると。
結局、トリコ星さんの仰るように「とことん主観で自分の現在を切り取る」事と同意ですね^ ^
客観写生をしようとすると、言葉を尽くして表現しようとします。百聞は一見に如かずという具合です。ですが、その膨大な言葉の中から、どの文字をチョイスするか…たった17文字しか採用できない言葉の選び方にその人の個性、その人の人生が見える…といった感じでしょうか。

…てな事を、トリコ星さんオススメのウイスキーなぞ頂きながら、じっくりゆっくりお話しできると嬉しいです。近々お会いできそうで、とても楽しみにしています!!
追伸…だって、海鼠ってブヨブヨしてる様に見えませんか〜?^ ^

モモンガ さんのコメント...

私が作ると「とことん主観…」にどうしてもなってしまいますー。ある心情があり、情景があり、その上で言葉を探す。しかもありきたりの言葉しか思い浮かばないので、なーんか広告のコピーみたい。だからといって客観写生に偏ると、だからなんなの的になってしまいます。「客観を超えた場所」って芸術全てに当てはまる気もします。例えば音楽を聴いて、「楽しい」とか「切ない」とかいった言葉、に表せない感情を体感することがあるでしょう。作曲家や演奏者の全く意図しないところでの化学反応もよく起きるでしょう。言葉を使って言葉を超える。うーん、難しすぎます。

匿名 さんのコメント...

再びトリコ星です。

そうか、ナマコの事を自分は”食べ物”としてしか認識しておりませんでした。見た目確かにぶよぶよ
ですよね。こんな所にも既に認識の違いというものが出てくる、今回は自分の視点の狭小さにちょっと気付けて
非常に面白恥ずかしでした。そうですよね、触るとぶにぶにですね、食べるまで堅いとは思いませんよね....

こんな所―主体と客体のズレ―だけとっても、言葉というのは面白いとつくづく思います。
所謂 シニフィアン・シニフィエ という奴ですかね、みみずくさん・ももんがさんの素晴らしいコメントを
読むと、俳句や短歌は意外とポスト構造主義の人たちが考えている所の”言語の構造”の根源に
近いのかも、なんて思えてきます。
そのうちまたウイスキーを持って参上しますので、お話の続きを是非お聞かせください。

BY トリコ星 

あおいみみずく さんのコメント...

モモンガさん!
歳時記などを読み始めたのって、つい二週間くらい前ではなかったですか?
とてもそうとは思えないコメント…サスガです^_^;
私も今、客観写生を頑張ってはいるものの「だからなんなのよの壁」に阻まれております。
先生には「あおいみみずくさん、俳句は多作多捨ですよ。」と、いつも言われます。
先日は、椅子に座った状態で 目に入るものを、片っ端から50句作る様に言われました。その中で、ひょっとしたら良いものが2〜3句あるかもしれない と…でも、ここだけの話、(やってません…>_<)
音楽にしても、聴き手との間に…ひいては会場全体に化学反応を起こす「可能性を感じる」様になるまでには生半可ではない苦労と困難が伴うものですが、俳句にしても 本当に志すのであれば、きっとそうなんでしょうね…。
それにしても「言葉を使って言葉を超える」という目標を 実感として捉えられる様になるまでにも、本当は相当時間がかかるものだと思うのですが…
そこを軽々と超えちゃうモモンガさん…いや〜ん!すぐ追い抜かされるかも〜(^◇^;)

あおいみみずく さんのコメント...

トリコ星さん、ありがとうございます!
実はナマコの句、以前友人に伝えたところ、「"乾燥海鼠"の事かと思った」と言われました。
「これが あの海鼠が乾燥したものかぁ…堅い!カッチカチ!」
という意味だと思ったそうです^_^;
改めて考えても、認識のズレって、日常的にも かなり頻繁に起こっていますね。

ときに「シニフィアン・シニフィエってなんぞや?」って調べてみたのですが、(コロンバンで新しく発売された西欧菓子みたいな名前ですね…^_^;)朧げに解るような解らないような…
今度お会いした時は、ジャパメタから言語の構造まで、幅広いお話しができそうで嬉しいです。
果たして迷宮の出口に到達する事はできるのか!?(今回、熊による物理の話は封印です!^ ^)

匿名 さんのコメント...

あおいみみずくさん、こんばんは。
寒中お見舞い申し上げます。
お元気でいらっしゃいますか?

ピアノの生徒さんがご準備下さったというご馳走の数々、素晴らしいですね!
先生の御心の豊かさが表れているかのようで、拝見しているだけで気持ちが豊かになりました。

当方はぎっくり腰&急性胃腸炎などという冬の2大浄化祭り、絶賛好評進行中ですが、
来月末の発表会は万全の体調で臨めるよう、今から浄化に勤しんでおります。

また近々、御目文字頂戴が叶いますことを楽しみにしております♡

富士の白雪(← 最近「黒雪」?)



あおいみみずく さんのコメント...

富士の白雪さん、寒中お見舞い申し上げます。コメントありがとうございました^o^
あっという間に松の内も過ぎ去ってしまいましたね。光陰矢の如しとは言え、1月の初旬というのは特に加速感があります。
ときに「最近"黒雪"」って…?お正月にハワイで日焼け♡とかだったら 羨ましすぎる!^ ^

「冬の2大浄化祭り 」だなんて、またまた白雪さんらしい(?)コメント!敵わないな…^^;
でも、笑いに変わってはいるものの、これって けっこう辛いですよね〜。お大事にしてくださいね。
私、今年はまだギックリ腰を発症してないんですよ!例年、この時期には必ずお世話になるんですけど…^^;
凄〜く気をつけていて、ちょっと腰に違和感を感じると、すぐさまホッカイロを貼って お布団に直行です!
来月末のコンサート、そんな訳で 元気にお会いできるとは思うのですが、あまりぐーたらしていては練習が疎かになってしまいますしね…大概にしておかねば…^^;
近々お会いできる事、とても楽しみです。

今年も宜しくお願い致します(^O^)/