初釜とは 新年最初に行われる 新たなる年をお祝いするお茶会です。
床の間には結び柳と椿が生けられ 華やかな飾り付け。新しい一年に期待する高揚感を感じさせられます。
今回は新宿の懐石料理のお店で お茶室をお借りしての集まりでしたので、席入りから炭手前、懐石料理をいただいた後 席を改めて重ね茶碗でのお濃茶 続いてのお薄と、一連のお茶事の流れに沿ったものでした。
一月に入ってからなんだかんだダラダラとしていた気持ちを引き締めるためにも、頑張って着物を着て このようなお茶会に出席できるのはとても幸せな事です。
あおいみみずくは 今回はお客として参加させて頂きました。
お茶をいただくには勿論 作法があるのですが、懐石料理を戴くにも作法があります。みみずくのお茶の嗜み具合は まだまだ初歩段階。かなりの緊張感…「お料理を楽しく美味しく味わって食べる」という感じではありません。
最初 お箸を取り上げる所から 最後 お箸を置く所まで、諸先輩方の所作を横目で確認しながら 必死でついて行く状態で…とても味わうどころではありません。
いつの日にか「ああ、美味しい!」って心から思えるようになりたいものです…
そうは言っても やっぱりこの緊張感って ある意味好きかも…
「修行」という感じで一連のお茶事の流れを追いかけながら 背筋が伸びて行く感じがあり、この何とも言えない感覚が好き…言うなれば これは「禅」の感覚なのかもしれません。
初釜後 住処に戻ったみみずくは、疲れ果て モノも言えずに爆睡してしまいましたが、心を整えたところで また新たな一年を歩んで行こうと 少し前向きに決意…って…実はもう少しで2月…
やっぱりあおいみみずくは 人並みより随分遅れたのんびりみみずくでした…(^^;;
2 件のコメント:
初釜、なんて素敵な響きでしょうか!
お茶の作法も大変な事なのに懐石料理の作法まであるなんて知りませんでした💧
でも日本の伝統文化にふれられる事は本当に素晴らしいですね😄
さすがあおいみみずくさんです‼️
京都でご一緒させて頂いたお茶会の事を思い出します。なにもわからない私ですが…また何かの機会に是非ご一緒させてください✨
sister2さん、コメントありがとうございました!
一般的には 懐石料理も楽しく味わって頂くものですよね(^^;;
茶道でのお茶事となると、私の場合は勉強不足でアワアワしてしまい、修行にもならない感じ…ちゃんと勉強が進むと 美しい所作でいただける様になり、一連の流れが気持ち良いものとなると思うのですが、なかなか…
京都でご一緒させて頂いた 楽さんのお茶会は 本当になかなか無い経験でしたよね。楽しくて珍しくて、今でもたまに思い出します!本当にまたご一緒したいです。近いうちに是非!
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